すり鉢とは食材を細かな粒子状に砕いたり、ペースト状にすりつぶす加工を行うための調理器具です。
すり鉢の形状は「すり鉢状」という言葉があるように、円錐を逆にしたような形で、鉢の内側には櫛目(放射状の縦の溝)が付けられており、溝に食材が引っかかるために、少ない力で効率よくすりつぶせます。
一般的に、すり鉢は棒状のすりこぎと一体で使われ、すり鉢の内側にこすり付けるようにすりこぎを左に回して材料をすりつぶしていきます。
すり鉢
とろろ、つみれ作りやゴマすりなど、また、食材を酢やだし汁などと、すりながら混ぜ合わせる時には欠かせない道具です。 |